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【薬物問題】家族にできること 薬物に対しNOの姿勢を示す

カテゴリー:薬物事件

【薬物問題】家族にできること 薬物に対しNOの姿勢を示す

薬物問題にNOの姿勢を示す

 

 

前回までは、薬物問題のについて知ることを中心に解説してきました。次は、薬物依存者の家族がどのように対応していくべきか(対応編)を解説していきたいと思います。

 

 

~家族はなぜNOと言えなくなるのか?~

 

薬物問題では、はっきりと「NO」と伝えなければならない場面が出てきます。しかし、最初の頃は、無理な要求に押し切られそうになることがあります。例えば、下記に示すような状況があります。これらは、薬物依存という病の症状の一つと言えるでしょう。

 

 

●たくさんの要求・何度もしつこく要求してくる
→家族たちがNOと言うまで、何度でも言われます。
(例)
「何でダメなんだ。」「頼むから助けてくれよ。」「わかってくれよ。」「車と家があればやり直せる。」「資金が必要だ。」

 

●脅しや心理的な恐喝がある
→畳み掛けられると、相手の要求に答えねばと追い詰められます。
(例)
「それで俺を心配しているってわけ?どこがだよ。」「俺を追い出すなら家に火をつけてやる。」「俺を追いつめるな。」

 

●家族を丸め込もうとする
→同情や納得を誘います。
(例)
「私が行かないと○○が困る。助けないと。」「あのときはたまたま状況が悪かったんだ。」「これで最後だから…。」

 

●「何で?」の言い争いや否定的な感じに対する正当化
→何を話し合っているのかわからなくなります。
(例)
「何でダメなのかわからないよ。」「私はこんなに頑張っているのに。」「あいつに騙されたんだ。」「俺のせいじゃない。」「何でわかってくれないの。」

 

薬物問題に巻き込まれていくと、家族は感情を逆なでされたり無力感を感じたりし、自分の中にあったはずの様々なコミュニケーションの方法を忘れてしまいます。落ち着いて考えれば何か変だと気付くことも、丸め込まれて、自信をなくしたりNOと言えなくなったりしてしまうのです。

 

 

~プレッシャーに負けず、とりあえずNOと言う~

プレッシャーに負けず、とりあえずNOと言う

 

「職場に脅しの電話がくる」「やっとダルクにつながったのに、突然『もう帰る』と電話がきた」など、予期せぬ出来事が起こった場合、本人の人格を否定せず、とりあえず最小限の言葉で「NO」と伝える方法がいくつかあります。その方法を下記に示します。覚えておくと、焦って答えに困ったり、したくないことを頼まれて押し切られそうなときなどに役立ちます。

 

●落ち着いた口調で同じ言葉を繰り返し言う
(例)ダルクに入った本人が2週間後に帰ってきた…
家族「リハビリを終えてもらいたいので、ダルクへ戻ってください。」
本人「あんなところ2週間もいれば十分だよ。」
家族「リハビリを終えてもらいたいので、ダルクへ戻ってください。」

 

●とにかく終わらせる
(例)電話で話が続いて困ったとき…
「とにかく大変だろうけど、お母さん応援しているから。声を聞けて良かったわ。もう切るから。ありがとう。じゃあね。」

 

●部分的に合意し、棚上げしておく
(例)リハビリを1ヶ月で中断して社会復帰援助を頼む子供に「ひどい親だな。」と言われた…
「断るなんて、ひどい親だと思う気持ちもある(真実について合意)。もしかしたら、あなたはこのまま薬をやめて生きていくのかもしれない(可能性について合意)。でも、私は最後までリハビリを終えてほしいと願っている(望み)。社会復帰にどう協力できるかは、リハビリを終えたとき考えましょう(重要な部分の合意)。」

 

 

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