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無免許運転において実刑判決となった判例

カテゴリー:交通事件

無免許運転において実刑判決となった判例

無免許運転において実刑判決となった判例

 

無免許運転とは、運転免許を受けないで自動車等を運転することをいいます(免許は受けているが免許証を持たずに車両を運転した場合は、免許不携帯となります)。無免許運転をすると、道路交通法違反となり、3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられるおそれがあります(道路交通法第117条の2の2)。運転免許を取得していない場合はもちろんですが、運転免許の停止中や失効(有効期間が切れた等)した後に運転した場合も無免許運転に該当します。

 

最近のニュースに、地方アナウンサーが運転免許を取得していない状態で社用車を運転したとして、現行犯逮捕されたというものがありました(下記記事は、平成29年4月4日の中日新聞より引用。一部省略)。

 

 無免許で社有車を運転したとして、道交法違反の疑いで現行犯逮捕された静岡第一テレビのアナウンサーが、乗用車の運転免許を一度も取得したことがなく、会社側が免許証の現物を確認していなかったことが4日、同テレビなどへの取材で分かった。アナウンサーは3日付で釈放された。静岡第一テレビによると、アナウンサーが昨年5月、社有車の使用申請で社に提出した免許証のコピーは、乗用車を運転できると記載されていた。免許証を偽造したとみられる。

 

無免許運転が発覚した場合、初犯であれば、略式起訴による罰金刑となるケースが多くみられます。しかし、過去に同様の前科があったり、執行猶予中であったりした場合は、実刑判決となる可能性があります。

 

~無免許運転で実刑判決となった判例~

下記判例は、平成28年4月28日判決、東京地方裁判所で開かれた道路交通法違反(無免許運転)被告事件です。

 

【犯罪の事実】
被告人は、公安委員会の運転免許を受けないで、平成28年1月22日午前0時30分頃、東京都(以下略)付近道路において、普通乗用自動車を運転した。

 

【主文(判決)】
懲役4月(求刑 懲役7月)

 

【量刑の理由】
被告人は、平成25年に免許取消しとなった後、平成27年7月頃から複数回自動車を運転するようになる中、安易に本件犯行に及んだもので、常習的で悪質な犯行である。警察官に検挙された際に、他人の名前を述べ、同乗者にも同様に回答するよう依頼するなど、犯行後の事情も悪い。また、被告人の交通違反歴に加え、平成25年6月に道路交通法違反(無免許)等の罪で懲役1年6月、3年間執行猶予に処せられたにもかかわらず、その執行猶予期間中に本件犯行に及んだことからすると、被告人の交通規範意識には相当問題があるといわざるを得ない。
そうすると、被告人の刑事責任を軽視することはできず、被告人が犯罪事実を認めて本件で使用した自動車を処分し反省の弁を述べていること、被告人の弟や知人、被告人の勤務先の者等が被告人を監督する旨述べていること、所属する事務所を解雇されており社会的制裁を受けていることなど被告人のために酌むべき事情を十分考慮しても、再度の執行猶予を付すべき事案とはいえず、主文の刑を科すのが相当と判断した。

 

無免許運転が発覚してお困りの方は、刑事事件に強い愛知刑事弁護士たいこう法律事務所(0120-758-631)までお問い合わせください。刑事事件に強い弁護士との初回の法律相談は無料となっております(※事前に予約をし、当事務所までご来所していただく必要があります)。


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