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知っておきたい性犯罪規定改正のポイント

知っておきたい性犯罪規定改正のポイント

知っておきたい性犯罪規定改正のポイント

 

性犯罪に関する規定を大幅に改める、重要な刑法改正案が成立しました。6月23日に公布され、7月13日に施行されました。

今回の刑法改正で、特に重要なポイントは以下の通りです。

 

~強姦罪の罪名が「強制性交等罪」に変更~

従来の「強姦罪」の罪名が、「強制性交等罪」に変更されました。
内容については、下記の3点が変更となっています。

 

①強制性交等罪は、暴行・脅迫を用いて肛門性交や口腔性交をすることによっても成立する。
→改正前の「強姦罪」は、暴行・脅迫を用いて陰茎を膣口に挿入することにより成立する罪でした。そのため、肛門性交や口腔性交を強要しても「強制わいせつ罪」にしかなりませんでした。

 

②強制性交等罪の被害者には男性も含まれます。
→改正前の強姦罪の客体は「女子」とされていました。
※女性が男性に対して陰茎と膣口による性交を強要しても、強制わいせつ罪にしかなりませんでした。

 

③強制性交等罪の法定刑の下限が懲役5年へ
→改正前の強姦罪の法定刑の下限は、懲役3年とされていました。
※刑法上、執行猶予は3年以下の懲役・禁錮を言い渡す場合に限り付けることができます。つまり、この改正により強制性交等罪で執行猶予を付けることは原則できなくなりました。(例外として、酌量減軽した上で執行猶予とする余地はあります。)

 

 

~監護者わいせつ罪・監護者性交等罪の新設~

18歳未満の児童を現に監護する者が、その影響力に乗じて児童にわいせつ行為や性交等をした場合に、強制わいせつ・強制性交等と同様に処罰する「監護者わいせつ罪」と「監護者性交等罪」が新設されました。

 

~非親告罪化~

強制わいせつ罪・強制性交等罪は「親告罪」ではなくなり、被害者の告訴がなくても起訴できるようになりました。
→改正前までは、強制わいせつ罪・強姦罪等は告訴がなければ起訴できない「親告罪」でした。


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