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強要罪の処罰と判例 名古屋の刑事事件はたいこう法律事務所

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強要罪の処罰と判例 名古屋の刑事事件はたいこう法律事務所

強要罪の処罰と判例 名古屋の刑事事件はたいこう法律事務所

 

強要罪とは、生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者は、3年以下の懲役に処する(刑法223条1項)と規定されています。また、同条2項には、親族の生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者も、前項と同様とすると規定しています。

 

具体的には、弁護士がDV事件の被害者やその家族に、被害届を取り下げるように迫ったりすることがあげられます。少し前にもニュースになった、商品などにクレームをつけて店員を無理やり土下座させる行為も、強要罪で処罰されるおそれがあります。

 

なお、強要罪の未遂についても処罰の対象となっています(刑法223条3項)。実際に強要罪で起訴されてしまうと、どのような判決になるのでしょうか。下記に判例を紹介します。

 

~強要事件判例の紹介~

下記判例は、平成19年3月23日、岡山地方裁判所倉敷支部で開かれた暴行、強要被告事件です。

 

【事実の概要】
被告人は,A高校野球部監督として活動し,同校職員として事実上,野球部員を指導する活動に従事していたところ,A高校野球部グラウンドにおいて,日ごろから,野球部員の間の暴行,窃盗事件や,練習や掃除等の指示を守らないことには,殴ってでも言うことを聞かせていたことから,被告人の指示に従わないと怠けているとして殴られるかもしれない旨,野球部員が畏怖していたことに乗じ,もしその指示に応じなければ殴られかねない旨を暗に示して,全体練習の終了時の運動(クールダウン)を全裸で行わせるべく,「今日はフルラン」と申し向けるとともに,数を数え始めて,キャプテンの3年生部員Dを介して,野球部員に対し,全裸ランニングを指示し,かつ,その指示に従わせようとする言動を示して,野球部員をして,もしその指示に従わない場合には殴られるかもしれない旨畏怖させ,よって,全裸の状態のままランニングさせ,もって,野球部員11名に義務のないことを行わせたものである。

 

【判決】
懲役1年6月
執行猶予3年

 

【被告人に有利な事情】
・前科はないこと。
・被害弁償として5名に各10万円ずつを送金したこと。
・被告人は社会的な制裁を受け、野球監督業の将来を絶たれたこと。

 

強要事件でお困りの方は、名古屋の刑事事件に強い愛知刑事弁護士たいこう法律事務所(0120-758-631)までお問い合わせください。刑事事件に強い弁護士が、お客様からの法律相談を親切・丁寧にお答えいたします。


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